炊飯器を捨てて半年以上経過した

4 〜 5 年くらい前にマイコン炊飯器が壊れて、当時 2 万くらいする IH 炊飯器 (割と高級炊飯器を購入するという気持ちだった) を買ったのだけど、それが半年くらい前におかしくなったので捨てた。

そのころすでにご飯をあまり炊かない生活をしていたので、実はもっと早く壊れていたのかもしれないし、本当は調子がわるいだけで壊れてないのかもしれないけど、釜に書かれている通りの水加減でご飯を炊いても固くてパサパサなご飯ができたり、保温をしてると一瞬で黄色いご飯になってしまっていた。

固いご飯を回避するために米を炊くときに油や味醂を加えたりして炊くことを模索したり、安い米が悪いのかと思って魚沼産コシヒカリというのを買ってきてみたり、炊き上がりが不味いので麦や粟、五穀米を加えて炊くことで味を変えたりしたり、保温が使いものにならないので炊いたらすぐにラップに包んで冷凍して、その後レンジでチンするといったことをしていた。

でも、どうしてこのようなことをしなければならないのか。

数年前に炊飯器を買ったときはマイコン炊飯器よりも美味しく炊けて保温をずっとしてても全くご飯が悪くならない、これはすごい物だという記憶があった。それらのメリットが全て失なわれた今、この炊飯器に色々手を加えてご飯を炊き続けるのが良いのかと考えた時に、この炊飯器を捨てるということを決心した。

炊飯器を捨てて、新しい炊飯器を買ったかと言われると実は買っていない。ご飯を炊いても即座にラップして冷凍するのだから最初からパックご飯でも同じなのでは? と考えた結果、パックご飯を箱で買うようにした。ちなみに、大抵のコンビニやスーパーでパックご飯を買うと 1 個あたりだいたい 100 円するので、アマゾンで以下のものを定期おトク便で買うとよい。

でもやっぱり、たまにはご飯を炊きたくなるので圧力鍋を使ってご飯を炊いたりするんだけど、あまり美味しくならなくて、パックご飯の方が圧倒的に美味しい。

ご飯を美味しく炊くために鍋を買うかと言うと、それは違う気がするし、鍋でどうにかするご飯はいわゆる白飯以外の料理をするときがよいのかもしれない。

炊飯器を捨てて、何か不便な出来事がおきたかと言われると実はなにもおきてないので、炊飯器を捨ててよかったと思ってる。一人暮らしには必ず炊飯器が必要であるという雰囲気はあるのだけど、炊飯器が無かったところで不便なことは全くおきない。

炊飯器を使ってケーキを焼いたり、低温調理をしたり、といった炊飯器活用方法があるけど、別にそれは炊飯器でやる必要がないし、冷静に考えれば考えるほど炊飯器まったく必要なかった。ご飯を炊くことしか出来ない機械が狭い部屋の一部を占めていることは問題なのだと思った。

つぎ炊飯器を買うときは、 5 万円クラスの炊飯器を買ってみたい。