タマネギと挽肉のカレーが便利最高

貧乏人はカレーを作るなみたいなエントリがちょっと前に盛り上がっていたけど、みじん切りにしたタマネギと挽肉のカレーはすごい画期的だったので紹介します。

作り方は簡単、タイトルの通りタマネギと挽肉で普通にカレーを作るだけ。

と言っても不親切な気がするので、もうすこし掘り下げて書きます。

必要なもの

  • 必須
    • タマネギ ... 1 玉くらい
    • 挽肉 ... 適当に
    • カレールウ ... 普通のやつ
  • お好みで
    • 好きな野菜

作り方

  1. タマネギを微塵切りにする
  2. タマネギを炒める
  3. 挽肉も入れて炒める
  4. お湯を入れる
  5. ルウを入れる
  6. 完成

タマネギの皮を剥き始めてから 20 分くらいで出来る。いままでのカレーは数十分煮込むみたいなことをしないといけなくて、光熱費がかなり掛かったのだけれど、煮込む行為が存在しないこのカレーなら加熱時間はせいぜい 10 分くらいで、貧乏人でも安心して作ることができる。

食べ方

そのまま食べてもキーマカレーの感覚で食べれて十分美味しい。

だけど、ルウが普通のカレー用途のものなので普通に食べたいときもある。そんなときはジャガイモやニンジンを適切な形に切り分けたあとに、電子レンジを使って温野菜を作る感覚 *1 で火を通し、食べる直前のカレーに投入することでスタンダードなカレーを作ることが出来る。

ジャガイモやニンジン以外でも好みの野菜を自由に入れていいし、カレー自体が大量に出来ても、入れる野菜は一皿ずつ変えることが出来るので飽きずに食べることが出来る。

保存方法

タマネギと挽肉を使ってカレーを作る最大の利点は、 "冷凍保存" が出来ること。

一人暮らしで多めにカレーを作って、冷凍保存してみたときに失敗だと思うのが恐らく "大きめに切ったジャガイモやニンジンがレンジ加熱によってシャリシャリになる" ということだと思う。ルウと比重が異なる (大きく切った) 野菜が含まれていると電子レンジによる加熱には向かない。

その点、このカレーは比重が異なる物質が含まれていないので安心して冷凍保存することが出来る。また解凍後に、別途火を通したジャガイモやニンジンを混ぜ入れれば十分普通のカレーを楽しむことができる。

カレーの冷凍の仕方

カレーをプラスチック製のタッパーに入れ保存すると、レンジ加熱の際に (耐熱タッパーでも) 蓋が歪んだりする。蓋が歪まなくともカレーは色や匂いが移るのでそのタッパーはカレー専用になってしまうことが多い。

僕はカレーを保存する容器を使い捨てにするという方針をとっていて、 100 均でチャック付きビニル袋 (ジップロックの偽物みたいなやつ) を買ってきて、それに入れ冷凍するようにしている。ビニル袋に入ったカレーはレトルトカレーのように扱えるので湯煎であたためることが出来るし、レトルトパウチと違って少しチャックを開けてレンジ加熱すれば爆発しないので便利。

所感

カレーはジャガイモやニンジンに味が染みてるなどということは無くて、味が強いので一緒になんでも食べれるということが分かる。そもそも、普通にカレーを作るときもカレールウは最後にしか入れないし、ルウの味がジャガイモやニンジンに味が染みるわけがない。

そう考えると、食べる直前に火を通したジャガイモやニンジンを投入するのは極めて効率的だと言える。ついつい作りすぎてしまうカレーも、手軽に冷凍できる形態に作ることが可能なのでこれまた極めて効率的である。

カレーを一晩置くというのは、夏場に試せばすぐ分かるけれど、すぐにカビが生えてしまうので非常に危険な行為である。鍋ごと冷蔵庫にいれるといった方法もあるのだろうけれど、毎日カレーを食べるのは結構大変なので、やはり冷凍できるカレーというのは素晴しいと思う。

まとめ

  • タマネギと挽肉だけでカレーを作ることで、短かい調理時間で、冷凍保存に長けたカレーを作ることができる
  • ジャガイモやニンジンといった野菜は食べる直前に火を通して混ぜて食べればよい

追記

書いたあとにセツヤククエストというのを知ったので一応追記しておきます。

*1:ジャガイモやニンジンをラップで包んで電子レンジで加熱するだけで蒸したような野菜を作ることができる