VAIO Pro 11 を買ったのと Ubuntu 13.10 を入れた話

VAIO Pro 11 を買いました。メモリ 4GB モデル買った直後に 8GB モデルが登場して大変悲しかったのですが、後悔しても仕方ないので、とりあえず Ubuntu 13.10 を入れました。

CLI な環境で Linux はそれなりに使ってきましたが、 GUI な環境で Desktop Linux として本格的に使うのは、ほぼ初めてといっても良い状況です。

VAIO Pro への Linux のインストール

細かいところはググってもらうとして、ハマり所を 2 点だけ紹介。

  • Assist ボタンを押して直後に出てくる USB ブートは利用できません。 Assist ボタンから Bios に入り、ブート順を選んだりして普通の PC のようにセットアップできるようにします
  • USB ポートは 2 つありますが、稲妻マークがついてるポートからはブートできません。稲妻マークの無いポートに刺しましょう

日本語周り (表示) について

Ubuntu 、かれこれ 10 回以上インストールしたと思うんですが、インストール直後にメニューが日本語になってるかどうかがランダムな気がするんですが、なんなんですかあれ。

インストール時に日本語を選んでも、インストール直後に英語が表示されている場合は、もう一度インストールすることで解決できると思います。

日本語周り (入力) について

iBus 1.5 がなんやかんやと言われていましたが、 SKK を使う場合は、 iBus 1.5 + SKK を使うのが恐らく一番お手軽です。

iBus 1.5 が嫌いで、なおかつ mozc を使いたい場合は fcitx とかで良いんでしょうが、 fcitx-skk がまともなものが無いので、 SKK ユーザは fcitx を使える状況に無いといえます。

他の IM はまともに試していないので良く分かりません。

Chromium について

Chromium 、なぜか Lastpass がインストールは出来るけど動かないので、これを期に Firefox を使うようにしました。

Firefox について

あらゆるウェブサイトを勝手に Launcher (OSX でいう Dock 、 Windows でいうタスクバー的な場所) に登録しようとしてきて非常に不愉快。

IRC クライアントについて

Quassel というのを入れてみた。わりと普通に使える。

その他雑感

GUI な環境で IRC クライアントとウェブブラウザとターミナルが動いてしまえば、あとは Linux なので便利ですね。

VAIO Pro 11 は、 11 インチで FHD な液晶パネルが搭載されており、文字の視認性が非常によく、画面も綺麗で素晴しいです。 Apple も早く見習って欲しいものですね。

VAIO Pro 11 のキーピッチが狭いのは、割とすぐに慣れました。キーピッチの問題で躊躇している人は買っても問題ないと思います。

ただし、問題はトラックパッドの品質です。感度があまりに敏感すぎて、 1 点タップでクリック (ハードウェア的に押し込まない) を有効にしているとすぐにあらゆる部分をクリックしてしまいます。また、 2 点タップでスクロール、右クリックといった機能をサポートしている割に、 2 点タップのタイミングがずれるとポインタが飛んでいくという昔なつかしありがちな問題が対処されてない気もします。

筐体が小さい結果、親指の付け根の部分がトラックパッドに当たってしまうので、その度にポインタが飛んでいったりクリックするのでは非常にストレスフルです。

とりあえず、 1 点タップでの操作を無効にしていますが、筐体の剛性に不安があるので、あまりトラックパッドを押し込むのは避けたいです。

FAQ

  • なんで Windows で使わないの?
    • Unix or Linux を使いたいけど、 Windows 環境では VM を立ち上げる必要があり、モバイル PC ではコストが高いので、そのまま Linux を使えばいいと思いました
    • 別に Windows が嫌いとか、不自由で邪悪な OS とかは一切思ってないです
    • 電源に接続されたデスクトップ PC では、別に Windows で良いと思います
    • モバイル PC でも Unix 環境を利用しないユーザは、別に Windows で良いと思います