3G 付き体組成計 (301SI) を買いました

Withings WiFi Body Scale2009 年の暮れに発売 されてから、体重の情報をクラウド上で管理することが有益であると考えられてきました。しかし、その Withings WiFi Body Scale は体重計なので、体重しか測ることができません。

体組成計メーカの中でも特に先進的な開発を行なうタニタでは、体組成のデータを SD カードに保存したり (2010 年) 、 Bluetooth を使って利用者の携帯電話に転送 (2012 年) させることを実現させてきました。

ユーザは SD カードや携帯電話経由で、自分の体組成データを PC に取り込み、ウェブ上にアップロードすることで、自分の健康や体調を把握し、管理することが出来るようになったのでした。


しかし、僕が求めていたのはそういうことではなかった。 Withings WiFi Body Scale のように測定データが自動的にアップロードされ、ウェブで確認し、解析することができるようなものが欲しかった。

SD カードを抜き差しするのは本質的ではないし、体組成計の近くまでいって携帯電話でデータを取得するというのはめんどくさすぎた。

タニタWiFi 付き体組成計を出さないことに嫌気がさして、 SD カードが刺さる体組成計に Arduino を付けて、書き込みが終わったら自動的に体組成データをアップロードするというものを作っていたある日、ソフトバンクから衝撃的な携帯電話の発表がありました。

それが 301SI 、 3G 付きの体組成計だったのです。


というわけで、めでたくウェブ上に "自動的に" 体組成データがアップロードされるようになったので、調子にのって毎日 3 回程度体組成を計測しています。

ソフトバンクヘルスケアというウェブサービスから利用できるのですが、この手のサービスにしてはそこそこ出来がいいと思います。

ちなみに体組成データは JSON で返ってくるのですがいまいち意味不明なデータになっていてよくわかりません。

データを取得するだけのツールは作りはじめたのですが、ここから人間的なデータに加工しようと考えています。

行く行くは体組成データを CI し、体組成計に乗らなかった日にはアラートメールを送ったり、食べすぎて体組成に著しく悪い変化が現われた場合には食事制限や運動を促したりしたいと考えています。

301SI 購入・運用に掛かる諸費用について

肝心の 301SI に掛かる諸費用ですが、現在は「スマート体組成計基本料無料プログラム」というものがあり、月額は 3 円 (ユニバーサル料) のみで運用できます。あとは、 301SI をいかに安く買うかということになってくるのですが、東京都内であれば一括 0 円の店を見付けることが出来るでしょう。

つまり、初期費用は本体代金 0 円 + 事務手数料 3150 円 = 3150 円となり、月額 3 円 == 24 ヶ月で 72 円となります。合計で 3222 円です、おトクですね。

もちろん 2 年後には月額が発生してくるのですが、そのころにはもっと便利な体組成計が出てることでしょう。そうだと願いたい。

ちなみに体組成計なので、 MNP しないと安くならないとか、そういうことはありませんので、携帯電話に疎い方でも簡単に購入することができます。ソフトバンクショップにいって「体組成計ください」と言うだけです。

追記

エントリを書いたらテンション上がって API クライアントもうちょっとまともにした。

追記 (2)

"Wifiでは無くわざわざ3G設計。月額3円だが2年後からは未定。 情弱計もあれば良かったね。"

ソフトバンクに騙されて 3 年目以降も使い続け、体組成計で月額料金を搾取される情弱な人かわいそう、みたいなニュアンスで受け取ったのですが、 2 年後に解約すれば違約金など発生せずに解約できますので 2 年後には解約しましょう。「そのころにはもっと便利な体組成計が出てることでしょう。そうだと願いたい。」というのは、 2 年後に次のモデルが出てればそれ買いたいですねという文脈です。

ちなみに何度もいってますが WiFi 付きの体組成計はこの世に存在しません。いまだ実在しない WiFi 付き体組成計の発売を待ち続けることが情強への第一歩だと思いますので、是非がんばってください。