FacebookIrcGateway について闇 RubyKaigi で話してきました。
小池陸 (ssig33) に勝手に闇 RubyKaigi 当日枠に応募され、「どうせ受からないだろ〜」とか思っていたら全員当選してしまったらしくなんか話さないといけない事になってかなり焦っていましたが、なんとか発表できました。
発表はこのへんから見られます。
- http://www.ustream.tv/recorded/16029739
- 39:23 ごろから
真面目に話したかった内容を書くブームらしいので、自分も真面目な内容を書くと、
OSS で不具合や改善要望があって、自分がエンジニアの場合は
- パッチを書いて作者に送りつける / (github なら) fork して pull request をする
- 自分がどうにかしてコミッタ (コントリビュータ) になって直す
という 2 種類の解決策が考えられると思います。
小規模なプロダクトを前者の方法で解決しようと思うと、「 fork をする」「なんか弄る」「 pull request する」「僕がチェックする」「 master に merge する」というように完全に開発と関係ない部分が多くなってボトルネックになってしまいます。
僕はわりと熱しやすく冷めやすいタイプで、開発速度はかなり重要なファクターだと思っているので、 fig では後者の方法で解決していきました。
もちろん、いろんな人にコントリビュータ権限を渡した結果、悪意を持った人に master のソースを破壊されたりする可能性もあるとは思います。
しかし、人が多いといっても IRC や face to face で連絡が取れるくらいの人数だったし、プロダクトの全容をある程度僕が把握していたので、そのような問題は (いまのところ) 起きていません。
関係の無いところで開発速度が失なわれて飽きてしまうくらいなら、多少のリスクを取ってでも開発以外のコストを下げていくことが重要なのでは無いかと思いました。