羽田空港リムジンバス空席待ちの乗り方
羽田空港から新宿に行く方法には「京急に乗って品川で山手線に乗り換える」か「モノレールに乗って浜松町で山手線に乗り換える」しか無いと思っていたんですが、リムジンバスで行くほうがずっと座れて快適と言うことに気付いたので最近はリムジンバスを利用するようにしています。
リムジンバスは、電車でいくよりも約 2 倍の 1230 円料金が掛かるのがネックです。しかし、羽田空港にいるときはほぼ確実に大きな荷物を持っていて、数日間の旅行から帰ってきた疲れた状態であるので、多少高くとも乗りたくなってしまいます。もし元気な場合は 500 円で行けるチケットがあるのでこれを使うと良いでしょう。
前置きが長くなってしまいました。羽田空港からリムジンバスを乗る場合、券売機でチケットを買うのですが、大抵直近の便は選べないようになっています。その結果、バスに乗るまで、ベンチに座って 20 〜 30 分程度待つ必要があるのですが、実は空席待ちと言う概念があり、これを利用することで選べなかった直近の便に乗ることができるのです。
まず券売機で、新宿西口行き (最も便数が多い) のチケットを書います。買うのは直近で選べるもので良いです。例えば、現在の時刻が 21:55 である時、券売機は以下のような表示になります。
- 22:05 … 選択できない
- 22:25 … 空席あり (選択できる)
- 22:35 …
- …
この場合、とりあえず 22:25 の便を購入します。そしてすぐさま、リムジンバスの乗り場に向かいます。そして乗り場にいる係員に「22:05 新宿行きの空席待ちがしたいのでそのへんで待ってます」と宣言しておきます。その後 22:05 に正しくチケットを持っている人たちの乗車が始まりますが、それらを眺めながら壁際に立っていると良いでしょう。そして正規予約客の乗車が終わると、バスの中の空席を係員がチェックします。その後「 n 席空席があるので空席待ちの方は係員までお願いします」と言うアナウンスがありますから、係員に突撃しましょう。すると乗れます。
ここでいくつか罠があるのでご紹介します。
- あらかじめ係員に話し掛けておかないと空席待ちの人間と認識されない
- 空席待ちという概念は公式には存在しないらしく、空席を待っているんだぞアピールをしていないと無視されて出発してしまいます
- 羽田空港第一ターミナルでしか出来ない
- リムジンバスは国際線ターミナル→第二ターミナル→第一ターミナル→新宿という経路を辿ります
- 空席があるかどうかは第一ターミナルでないと確定しないのです
- 新宿西口以外を買うと乗れないことがある
- 新宿行きのリムジンバスは、新宿西口には確実に止まりますが、それ以外 (○○ホテル前) に止まるかは便によってまちまちです
- 新宿駅前以外の場所に行きたい場合は予約して確実な便に乗りましょう
- 複数名だと難しい
- 空席に乗るので任意の相手と隣同士で乗ることはほぼ不可能です
- 知り合いと乗るときは予約した確実な便に乗るのがよいでしょう
よくある質問
- あらかじめすぐ乗れる便を予約しておけばいいのでは?
- 飛行機の到着時間は、その日の状況によってまちまちなので、チケットを買ってすぐ乗る方が安心できます (個人の感想です)