Jenkins on Ubuntu の文字化けを直す
Jenkins でよく起きる文字化けは、以下の 2 種類あります。
- Git Plugin の文字化け
- コミットログとかが化ける
- グラフの文字化け
- グラフで日付けや凡例が豆腐になる
Git Plugin の文字化け
こちらは Java 実行時の引数に -Dfile.encoding=UTF-8 を付与すれば直ります。 Ubuntu では、 /etc/default 配下に設定ファイルがあるので、以下のコマンドで開きましょう。
sudo vi /etc/default/jenkins
そして以下を追記します。
JAVA_ARGS="-Dfile.encoding=utf-8"
あとは Jenkins を再起動しましょう。
sudo service jenkins restart
以下の URL にアクセスし、
- http://{JENKINS_SERVER}:{JENKINS_PORT}/systemInfo
"file.encoding" の部分が utf-8 になっていれば成功です。
グラフの文字化け
こちらは日本語フォントファイルが無いことが起因していますので、お好きな日本語フォントファイルをインストールします。
筆者の場合は VL ゴシックをインストールしました。
sudo aptitude install ttf-vlgothic
このフォントファイルを Java で利用できるようシンボリックリンクを貼りましょう。
cd /usr/lib/jvm/java-6-openjdk-amd64/jre/lib
この jre の場所は Jenkins システム情報の "java.home" で確認することが出来ます。
sudo mkdir -p fonts/fallback sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-PGothic-Regular.ttf
あとは Jenkins を再起動しましょう。
sudo service jenkins restart