台湾で ZenFone 3 (5.2inch, Black, ZE520KL) 買いました

先日台湾旅行にいってきたのだけれど、台湾の代表的企業であるところの ASUS が販売している ZenFone 3 (5.2inch) を買ってきました (ZenFone 3 は種類がいくつもあるので、今回購入した 5.2inch モデルを以後 ZE520KL と表記) 。

台北の太平洋 SOGO 忠孝館 8F の ASUS Shop で 1 台、帰国時に桃園国際空港の免税店で 1 台購入。

定価は 7990 台湾ドル、免税店では 7590 台湾ドルくらい。滞在時のレートでだいたい 25000 〜 26000 円くらいで、いわゆる格安スマホと言える価格帯。

ちなみに良く理解してないのですが、太平洋 SOGO での Tax Refund と、空港免税店で購入する時で金額に違いがあるようでした。若干空港の方が安かった気がします。

太平洋 SOGO では、カラーバリエーションが白と黒の両方とも在庫があり、また棚にいくつも在庫が見えたので豊富に在庫を持っているように感じました。一方、空港免税店では白の在庫が無く、黒のみを販売していました。色にこだわりがある場合は、滞在時に予め ASUS Shop に行ってみるのが良いでしょう。

ZE520KL の SoC はミドルレンジの Snapdragon 625 で 3D 性能が低いためゲームには向きませんが、 RAM は 3GB 、ディスプレイは FHD あるため普段遣いには全く問題ありません。そして、 Huawei EMUI や Xiaomi MIUI などと違い、 Android が載っているので Play Store は入っているし、 NovaLauncher などと言ったホームアプリの利用もできます。

また、 ZE520KL が凄いのはこの価格に対して、利用できる 4G バンドが極端に多いことです。

  • 4G:
    • ½/3/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41

一般的な格安中華端末では B1/3/7/38/39/40/41 しかカバーしていません。そのため、日本の docomo で利用する場合 B1/3 しか利用できないのです。幸い東京で暮している私は日常的な問題を感じたことはありませんが、電波の悪い屋内やアンテナの少ない田舎では影響が出てくるでしょう。

そういった理由もあり、 ZE520KL は 26000 円程度で幅広いバンドが利用できるのはかなり魅力的です。海外に行く際にも ZE520KL を 1 台持っていれば様々な国の電波事情に対応できるでしょう。

ちなみに、国内で正規販売している ZE520KL は異常に高く、 43000 円程度します。また、そのせいで並行輸入品の価格も釣り上がって、輸入しても 35000 円程度してしまいます。

国内販売と現地購入の価格差は 17000 円ほどありますが、 LCC を利用すれば成田-台北の往復は 17000 円あれば十分できます (片道 7000-9000 円くらい) 。国内で ZE520KL を買うくらいなら台湾に行って帰ってきても同じ値段。更には台湾観光も出来て楽しいのでお得です。

追記 (2017/2/21)

ちなみに良く理解してないのですが、太平洋 SOGO での Tax Refund と、空港免税店で購入する時で金額に違いがあるようでした。若干空港の方が安かった気がします。

追記するまでにだいぶ時間が掛かってしまったけど、 TaxRefund では払い戻し手数料が掛かるため、空港免税店で購入するよりも若干高くなっているようでした。