第三回家二郎報告会

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毎週末行なわれている報告会も今回で第 3 回となり、今回は土・日と 2 日連続開催で行なわれた。

これまでのあらすじは以下。

今回の変更点は以下。

  • オーション 25kg 購入
  • ホームベーカリーの導入
  • 小野式製麺機 1 型の導入
  • スロークッカーの導入
  • 豚を提供前にカエシに浸すよう工程を変更

オーション 25kg 購入

二郎では麺にオーションという強力粉を用いている。前回はプロフーズから 2kg のオーションを購入した。

いくらか知人に譲ったところ、すぐに無くなってしまったので、 10kg くらい欲しいなと思っていたのだけれど 10kg の小分けというのはどうやら無いようだ。そんな時に 25kg が 5000 円で販売されていることを知り、どうせならと購入した。

購入したのは以下。

届いてみるとその大きさ、重さに圧倒される。どうしてこんなものを買ってしまったんだろうという気持ちになるが、後悔しても仕方ないので 500g ずつチャック付きビニル袋に小分けにした。

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粉 500g で麺 3 ~ 4 玉作ることが出来るので 1 食あたり 25 円で極めて安い。オーション 25kg は貧乏学生にもオススメできる。

ホームベーカリーの導入

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ニーダー (パン捏ね機) は 2 万円以上する専用の機械で値段が高いのだけど、同等の機能はホームベーカリーにあることに気付き、 siroca の SHB-612 を 8700 円で購入した。家二郎以外にパンやジャムなども作れて便利そう。

購入したのは以下。

siroca ホームベーカリー [1斤/1.5斤/2斤対応] SHB-612

siroca ホームベーカリー [1斤/1.5斤/2斤対応] SHB-612

これまで、手捏ねと足踏みで異常に労力が必要だった製麺の工程が、機械に粉と水 (かんすいと塩を溶かしてある) を入れるだけで 30 分ほどで捏ねあがる。家二郎に興味が無い人にもオススメできる機械だと思う。

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小野式製麺機 1 型の導入

パスタマシンはすぐ壊れるというのと、力の入り具合が全く違うので製麺機を探していたところ、ヤフオクで状態の良い小野式製麺機が 16000 円で落札できた。

今回はこれを使って製麺を行なった。

製麺は 2 日行なった。初日は試行錯誤を行なった結果、美味しいけど二郎かどうか良く分からない麺が作られたが、 2 日目は作業に慣れてきたので最適な麺を作ることが成功した。

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ちなみに最適な厚さは 4mm 強、幅は 2.2mm である。この写真の麺は 1 日目に作成したものであり、やや細い。

スロークッカーの導入

前回、豚を 60 度に保つためにスープで温め続けていたのだが、スープそのものとしては 60 度はぬるいという問題があった。

これを解決するため、また豚を低温調理するためにスロークッカーを導入した。

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購入したのは以下。

TWINBIRD コトコト煮込む スロークッカー EP-4717BR ブラウン EP-4717BR

TWINBIRD コトコト煮込む スロークッカー EP-4717BR ブラウン EP-4717BR

スロークッカーを弱にし、蓋をしないことで、鍋内の温度を 60 度に保つことが出来る (ちなみに蓋をすると沸騰する) 。

60 度に温度が保たれた豚は火が通るものの固くならず、またスープが染み込んでどんどん柔らかくなる。ちなみに 4 日以上低温調理を続けると、触るとボロボロと崩れる豚になるという学びがあった。

これはこれで美味しいのだけど、さすがに肉の屑では豚とは言えないので形を保つ必要がある。形を保つためには 8 時間程度調理した時点で一旦引き上げて、提供する数時間前にスロークッカーに再投入するといった事が必要だろう。

豚を提供前にカエシに浸すよう工程を変更

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前回は温めた豚をそのまま提供していたのだが、今回はヤサイを茹でる時点で豚を一旦カエシに浸すという工程に変更した。

予想通りこれは正解でカエシの味のついた美味しい豚になった。ただし、 4 日以上煮込まれた豚の場合はカエシを吸いすぎて塩辛くなってしまうので、豚の状態を適切に保つ必要がある。

写真で分かる家二郎

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今回も写真は id:tuttiez さんに撮影して頂きました。ありがとうございます。

今後について

揃えるべき機材は一通り揃えたと思うので、今後は工程を単純化することや、短時間でスープを作成する言った効率性を追求していきたい。